lively
solargear vol.10
秋冬の充電
寒くて空気が澄んでいるのは太陽電池に最適の条件なのです。
2001年11月7日
とうとう木枯らし1号が吹き、風が一段と冷たくなってきましたね。上着の隙間を縫って吹きすぎてゆく風は嫌いですが、初冬の始まりを思わせる冷たく澄んだ空気がほほに気持ちよく感じられます。昨夜は、ビュンビュン吹く冷たい木枯らしに上空の雲は吹き飛ばされて、雲ひとつない真っ黒な空にぽっかりと浮かぶ下弦の月と星が近くにきらきら輝いているように見えました。
日が落ちるのがみるみる早くなっていきますね。仕事をしている間にいつのまにか外が暗くなっていて、時計を見るとまだ5時くらいだったりすると、なんだか損をしているような、ちょっとだけ淋しい気持ちになったりします。我がオフィスでは、日中ソーラーギアを逆さにして、窓のサンに引っ掛けて充電しているのですが、日が落ちると部屋の中に取り込みます。洗濯物とか布団を干しているみたいに。最近は、取りこむ時間が早くなってしまって、ちょっとつまらない気がしたりもします。

ところが、ここからが重要なのですが、太陽電池は性質上、気温が低くて、空気が澄んでいるときに、充電の効率が素晴らしく良いのです。太陽電池は、温度が高くなればなるほど出力が低下します。発電に利用するのは、あくまでも太陽の光エネルギーであり、太陽熱エネルギーは、むしろ悪影響を与えます。また、充電式電池も、温度が高くなればなるほど充電効率が低下します(よくある質問より)。ですから、秋、冬になって、ソーラーギアのパネルが直射日光に当たっているときは、むしろ夏よりも充電の効率が良いのです。夏は、陽射しが強くて、いかにもがんがん充電していそうな気がしますが、同時に、湿度も高いので、空気中に拡散している水蒸気が、太陽光がまっすぐにパネルに当たるのを妨げていたり、ポリューションのせいで、目に見えないチリや埃が光を乱反射させて、太陽光がまっすぐ進まなかったりするという弱点もあるのです。

その点、秋になり、空気が澄んでくると、太陽光が地上に届くのを邪魔するものが減ってきますから、ソーラーパネルは、まっすぐに太陽光を受けて、しかも、低い温度で効率よく充電することができるという利点があるのです。確かに日照時間は短くなりますから、充電できる時間も当然短くなるのですが、より効率のよい充電で時間を有益に使うこともできるということですよね。
どうやったら最も早く、効率よく充電することが出来るか、と工夫することもまた楽しみになったりします。例えば、今度のお休みは、高原にソーラーギアを一緒に持って出掛けてみて、空気の澄んだ高地で充電してみると、その差がよくわかるかも。北海道では初雪を観測しましたね。これからのシーズン、ウィンタースポーツをする人は是非、雪山にソーラーギアを持っていってみてください。思った以上に活躍すること間違いなしです。
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